大好きな板チョコを1枚バキバキと割って、スコーンに焼き込みました。大きく割るのがポイント。何とも言えない甘い香りで表面がカリっと焼き上がります。チョコチャンククッキーが大きく膨らんだような親しみやすさで子どもに大人気。大人向きにはオレンジピールやクルミを加えたくなりますが、やっぱりチョコだけで素直に美味しい、コーヒーによく合うスコーンです。
材料
- 薄力粉または中力粉 200g
- きび砂糖 30g
- 塩 ふたつまみ
- ベーキングパウダー 小さじ2
- 無塩バター 50g
- 牛乳 60g
- ヨーグルト 60g
- 板チョコ 1枚(50g)
下準備
- 板チョコは大きめに割っておく。
- バターは1cm角に切って冷蔵庫に冷やしておく。
- 牛乳とヨーグルトを合わせておく。
- 天板にオーブンシートを敷く。
- オーブンの予熱は200℃に。
作り方
- ボウルに薄力粉、きび砂糖、塩、ベーキングパウダーを合わせて、泡だて器で混ぜ合わせる。
- バターを加え、カードで粉とバターを切り混ぜる。
- バターが細かくなってきたら、指先で粉とバターをこすり合わせるようにしながらバターの粒をさらに細かくする(rub inと呼ばれる作業で、バターが溶け出さないうちに素早く!)。さらさらのパン粉のような状態に。
- 牛乳+ヨーグルトを加え、カードでざっと切り混ぜる。ここまでは基本のプレーンスコーンの作り方と同じ。
- まだ粉っぽさが残っている状態で板チョコを加え、生地をざっくりひとまとめにする。
- 打ち粉をふった台に生地をのせる。めん棒でかるく伸ばし、カードで生地を半分にカットして重ねる、といった作業を2、3回繰り返す。
- 生地を厚さ2.5cmぐらいにのばす(写真は約14cm四方)。このまますぐに切り分けて焼成してもよいが、ラップで包んで冷蔵庫で1時間ほど休ませたほうが、生地が締まって切り分けやすい。
- 生地をナイフで放射状に8等分する。
- 天板に並べ、好みで表面に牛乳か溶き卵(分量外)を塗り、200℃に予熱したオーブンで15分間焼く。
アドバイス
チョコレートは製菓用でなくても、ふつうの板チョコで十分です。
今回はスーパーやコンビニで必ず見つかる明治のミルクチョコレート使用しました。実は安価なミルクチョコの中で植物油脂不使用なのはこれのみ。昔からあるミルクチョコは、ほっとする優しい味ですね。
チョコレートの油分が生地に回るせいか、焼き立ては表面がとてもクリスピー。中はふんわり。チョコレートの香りがたまりません。お好きなチョコレートでぜひ作ってみてくださいね。
基本のプレーンスコーンの作り方はこちらでチェック↓