
夏の疲れを癒すスープといえばヴィシソワーズ。ポロネギとジャガイモの冷製スープです。何といってもポロネギの豊かな風味と甘みがポイントですが、高価で入手も困難…。そこで、長ネギと玉ねぎの合わせ使いでポロネギの風味に近づけました。ジャガイモはつなぎ程度に使うくらいが、のど越しよく仕上がります。ヴィシソワーズのお供には、ぜひフライドオニオンのスコーンを!フライドオニオンの甘みとコクが、爽やかな夏のスープにぴったりです。
ヴィシソワーズ
材料(4~5人分)
長ねぎ(白い部分) 3本
玉ねぎ 1/2個
じゃがいも(メークイン) 1個
バター 20 g
鶏ガラスープのもと 小さじ1/2
水 250cc
牛乳 250cc
塩 適宜
白こしょう 適宜
作り方
- 長ねぎは斜め薄切り、玉ねぎは繊維に沿って薄切り、じゃがいもは皮をむいて薄切りにする。鍋にバターを溶かし、長ねぎと玉ねぎを弱火でじっくりと炒める。しんなりとしたらじゃがいもを加えて塩をふり、じゃがいもが透き通ってくるまで蓋を閉めて蒸らしながら炒める。
水を注いで鶏ガラスープのもとを加え、じゃがいもが柔らかくなるまで煮込む。
- 1をミキサーにかけてピュレ状にし、ボウルに入れる。塩と白こしょうで味を整え、粗熱をとる。
- 2が完全に冷めたら冷蔵庫に入れてさらに冷やす。食べる時に冷えた牛乳を加え、塩こしょうで味を整える。
アドバイス
- 野菜を炒める時は、弱火で蓋をしながら蒸らし炒めにすると、野菜の水分と甘みがしっかりと引き出せます。
- 鶏ガラスープの素はごく少量使います。余分な香りがついていないものを選んでください。ブイヨンキューブの場合はさらに少量で。もちろんガラスープやブイヨンを使用しなくても、塩を多めに加えればOKです。ネギの風味が損なわれないよう、量に気を付けてください。
- よりスムーズなのど越しにしたい時は、ミキサーにかけてから裏ごしします。
ちなみに私は少しざらつき感のあるほうが好きなので裏ごしは省いています。
続いては、フライドオニオンスコーンのレシピ。
フライドオニオンのスコーン
材料(4個分)
ヨーグルト 50g
なたね油 25g(大さじ2)
きび砂糖 5g(小さじ1)
塩 ふたつまみ
薄力粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ1
フライドオニオン 大さじ2
ドライバジル 小さじ1/2
作り方
- オーブンを200℃に予熱する。
- ヨーグルト、なたね油、きび砂糖、塩をボウルに入れ、しっかりなじむまで、泡立て器でよく混ぜ合わせる。
- 薄力粉、ベーキングパウダーを合わせて、2にふるい入れる。
フライドオニオンとドライバジルも加え、ゴムベラかカードで手早く切り混ぜてひとまとめにする。
- 台の上に3の生地をおき、カードで生地を2つにカットしては重ねる作業を2~3回繰り返す。
- 2.5cmの厚さ(8cm四方くらい)に生地を整え、ナイフで4等分にカットする。
- オーブンシートを敷いた天板に間隔をあけて並べ、表面に溶き卵か牛乳(分量外)を塗り、200℃に予熱したオーブンで12~15分焼く。
アドバイス
- クイックスコーンのレシピを参照してください。ポイントを押さえればとても簡単にできる上、失敗のない美味しいレシピです。
- キューネのフライドオニオンを使用しました。カルディなどで購入できます。このレシピ以外にも、サラダやスープのトッピングにとても重宝します。
フライドオニオンのスナック的な風味は、子どものおやつやビールのおつまみにもぴったり。