ホシノ丹沢天然酵母×国産小麦シリーズ、今回はイングリッシュマフィンです。イングリッシュマフィンと言えば、ふんわりしたパ〇コのものがおなじみですが、形は似ていてもこれはだいぶタイプが違います。酵母のコクと粉の甘み、噛み応えもしっかりとある、たくましきイングリッシュマフィン。しっかり釜伸びして気泡もたっぷり、もっちりとした弾力もあります。ザクザクと半分に開いてカリっとトーストしたら、シンプルにバターたっぷりでどうぞ!

イングリッシュマフィン(ホシノ丹沢天然酵母使用)

材料(直径9cmのもの8個分)

  • 強力粉       240g(80%)
  • 薄力粉       60g(20%)
  • 塩         3g(1%)
  • きび砂糖      15g(5%)
  • 生種        24g(8%)
  • 水         165g(55%)

※カッコ内はベーキングパーセンテージ

 ↓生種の起こし方はこちらで確認。

作り方

  1. 計量カップに塩、きび砂糖、水(まずは少なめに加えて適宜調整する)、生種を計り入れる。
  2. ボウルに強力粉と薄力粉を入れ、1を加える。ゴムベラで全体をざっと混ぜ合わせる。
  3. 生地が大体まとまったら台の上に取り出し、生地をこねる。全体がしっとりとして耳たぶほどに柔らかくなり、表面がなめらかになればこね上がり。
  4. 表面を張らせるように丸くまとめ、ボウルに入れる。ラップをかけて、1次発酵させる。目安は生地が2~3倍に膨らむまで。25℃の室温で5時間ほど。ここまでは基本のパンとまったく同じなので、下記の記事を参考に。
  5. 生地をカードで作業台に取り出し、重さを計り、カードで8個に分割する。生地を手のひらにのせ、表面を張らせるようにして丸める。
  6. 閉じ目を下にし、布巾をかけて室温で15~20分休ませる(ベンチタイム)。
  7. 生地の閉じ目を閉じ、閉じ目を下にして手で軽く押す。打ち粉をふり、めん棒でセルクルの直径に合わせて平らな円形にのばす。
  8. オーブンシートを敷いた天板にに型を並べ(型にはバターを塗っておく)、7の生地を閉じ目を下にして入れる。
  9. 温かいところで2次発酵させる。型の半分くらいの高さまで生地が膨らむまで。35℃~40℃で30分くらいが目安(オーブンの発酵機能を使うと便利)。
  10. 9の上にオーブンシートをかけて天板を重ねる。200℃に予熱したオーブンで15分くらい焼く。焼き上がったらセルクルを取り、網にのせて冷ます。

アドバイス

  • 粉はホシノ酵母との相性がいい国産小麦がおすすめです。今回は北海道産の強力粉「春よ恋」と薄力粉「ドルチェ」を使用しました。薄力粉を混ぜると、生地の歯切れがよくなります。
  • もう少しふんわりとしたマフィンにしたい場合は、上記の分量に5%(15g)の油脂(バターやオイル)をプラスしてみてください。
  • 表面にはコーングリッツをまぶすのが定番ですが、私はあまり使いません(トースターで焼く時にポロポロ落ちるのが気になるので…)。代わりに国産ライ麦全粒粉を打ち粉にたっぷり使います。焼き上がりの香りも風合いもいい感じです。
  • 1次発酵の温度と時間の目安は以下の通りですが、途中で発酵を遅らせたい時は冷蔵庫(野菜室)に入れてください。例えば夜寝る前に生地をこね、冷蔵庫の野菜室に入れて翌日に取り出し、再び室温で1次発酵を続けてもOK。よほどの高温でない限り発酵オーバーの心配もあまりないと思います。家事の合間に、ときどき生地の膨らみに目を配るぐらいで構いません。ゆるゆると気長に付き合うのがコツです。
発酵時間の目安
  • 20℃~25℃   6~8時間
  • 25℃~30℃   4~6時間
  • 30℃~35℃   3~4時間

※ホシノ丹沢酵母使用の場合

ゆっくり発酵させているので気泡もたっぷり。ザクザク開いてカリっとトーストすると、バターがよくしみ込みます。生地に油脂を使っていない分、食べるときにはバターたっぷりがおすすめです!

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事