9月になってもまだまだ残暑が続きますが、スコーンだけでも秋らしく。今回はいちじくとくるみのスコーンです。甘みのギュッと詰まったドライいちじくと、香ばしいくるみは相性抜群。ぷちぷち、ザクザクした食感も楽しいスコーンです。ライ麦全粒粉をひとさじ加えて、奥行きのある美味しさに。そのまま食べても、クロテッド+はちみつ、さらにはブルーチーズをのせてワインにも合う、味わい深いスコーンです。
いちじくとくるみのスコーン
材料(直径5~6cmのスコーン5~6個+α)
- 薄力粉(中力粉) 200g
- ライ麦全粒粉 大さじ1+打ち粉用
- きび砂糖 20g
- 塩 ふたつまみ
- ベーキングパウダー 小さじ2
- 無塩バター 50g
- 卵 1/2個分(25g前後)…残りはツヤ出し用に
- ヨーグルト 50g
- 牛乳 50g
- くるみ 30g
- ドライいちじく 50g
下準備
- バターは1cm角に切って冷蔵庫に冷やしておく。
- 卵+ヨーグルト+牛乳を混ぜ合わせておく。
- ドライいちじくは大きめに切る。
- くるみはフライパンで弱火でから煎りし、冷めてから手で大きめに割る。
- 天板にオーブンシートを敷く。
- オーブンの予熱は200℃。
作り方
- ボウルに粉、ライ麦全粒粉、きび砂糖、塩、ベーキングパウダーを合わせて、泡立て器で混ぜ合わせる。
- バターを加え、カードで粉とバターを切り混ぜる。
- バターが細かくなってきたら、指先で粉とバターをこすり合わせるようにしながら、バターの粒をさらに細かくする。バターが溶け出さないよう素早く、さらさらのパン粉のような状態にする。
- 卵+ヨーグルト+牛乳を加え、カードでざっと切り混ぜるようにして生地をひとまとめにする(この時点で粉っぽさが残っていても大丈夫)。
- 打ち粉をふった台に生地をのせ、めん棒で軽くのばす。横にいちじく+くるみを生地のサイズに合わせて置く。いちじく+くるみの上に生地を置いて軽く押さえる。
- カードで生地を半分にカットして重ねる。裏返して軽くめん棒でのばし、もう1回半分にカットする。具のない面を一番上にして重ねる。
- 生地を厚さ2.5cmぐらいにのばす。このまますぐに切り分けて焼成してもよいが、生地の立ち上がりを美しくしたい場合は、ラップで包んで冷蔵庫で1時間~ひと晩、もしくは冷凍庫で30分ほど休ませる。
- 生地を型で抜くか、好みの形にカットする。残った生地は手早くまとめ直して同様に抜き(2番生地)、さらに残った生地(3番生地)は手で丸くまとめるか、ほかの具材を加えてアレンジする(下記アドバイス参照)。
- 天板に並べ、好みで溶き卵(分量外)を塗り、200℃に予熱したオーブンで12~15分間焼く。
⇩画像付きの詳しい作り方は、こちらの記事をご参考に。
アドバイス
- 打ち粉にもライ麦全粒紛を使うと、風味がさらにアップします。ライ麦全粒紛がない場合は、普通の全粒紛でもOK。全粒粉を省く場合は、水分も少し減らします。
- このレシピのようにスコーンに入れる具が多い場合は、上記のように生地を重ねながら混ぜ込む方法がおすすめです。まんべんなくきれいに焼き込むことができます。
- 3番生地には、好きな具をさらにプラスしてみてください。ここではクリームチーズをラフに混ぜ込んで、気軽につまめるミニサイズに焼きました。
いちじく+くるみ+ライ麦で、なかなか重厚感のある味わい深いスコーンに焼き上がります。クリームチーズ入のミニスコーンはワインのおつまみにも。ブルーチーズにしたら大人の味わいになりそうです。アレンジもお楽しみくださいね。