キッシュはフランス生まれの塩味のタルト。日本のカフェでも人気の軽食ですが、おうちで作る出来立ての美味しさは格別です。バリエーションはいくらでもありますが、初めて作るなら、まずはキッシュ・ロレーヌがおすすめ。フランスのロレーヌ地方に伝わる素朴な郷土料理。サクサクのブリゼ生地になめらかなアパレイユ、ベーコンの濃厚な風味は、シンプルながら飽きの来ない味わいです。

キッシュ・ロレーヌ

材料(直径18cmのタルト型1台分)

パート・ブリゼ】…練り込みパイ生地

  • 薄力粉         150g
  • 無塩バター       75g
  • 塩           小さじ1/4
  • 砂糖          小さじ1/2
  • 全卵          45g

アパレイユ】…中に流す生地

  • 全卵          1個
  • 卵黄          1個分
  • 牛乳          50g
  • 生クリーム       150g
  • 薄力粉         小さじ2
  • 塩こしょう       適宜
  • ナツメグ        適宜

  • 玉ねぎ         1/2個分
  • ベーコン(ブロック)  100g
  • グリュイエールチーズ  50g
  • 塩こしょう       適宜

下準備

  • パート・ブリゼ用のバターは1cm角に切り、使うまで冷蔵庫に冷やしておく。
  • タルト型には薄くバターを塗っておく。
  • オーブンの予熱は180℃。

作り方

  1. パート・ブリゼを作る。フードプロセッサーに薄力粉、塩、砂糖を入れて数秒回し、角切りにした冷たいバターを加える。 さらさらになるまで回す。 全卵を加えて、生地が大体まとまったら取り出す。 形を平らに整えてラップに包み、冷蔵庫で1時間ほど休ませる。※フードプロセッサーを使用しない作り方はアドバイス欄を参照。
  2. 作業台に1の生地を置き、めん棒で伸ばす。2~3mmの厚みで型よりひとまわり大きいサイズにする。ラップの間に生地を挟むと作業がしやすい。 型にぴったりと敷き込む。 型の上からめん棒を転がして、余分な生地を落とす。 フォークで生地を突いて穴を開け(ピケ)、冷蔵庫で1時間~1晩休ませる。
  3. 生地にオーブンシートを敷いて重石をのせ、180℃のオーブンで約30分空焼きする。オーブンシートと重石をはずし、さらに5分ほど焼く。
  4. 具の準備をする。玉ねぎは薄切り、ベーコンは拍子木切り、グリュイエールチーズはすりおろす(または5mm角に切る)。フライパンに油をひかないで、ベーコンを弱火でソテーする。焼き色がついたら取り出し、続いて玉ねぎをしんなりするまでソテーし、塩こしょうする。
  5. アパレイユを作る。ボウルに全卵、卵黄を入れて溶きほぐし、薄力粉をふるい入れて泡立て器で混ぜる。さらに牛乳、生クリームも入れて混ぜ合わせる。塩こしょう、ナツメグで味をととのえる。
  6. 空焼きした生地にベーコンと玉ねぎを詰め、グリュイエールチーズを散らす。5のアパレイユを注ぎ入れ、180℃のオーブンで約30分焼く。

アドバイス

  • 手でパート・ブリゼを作る時は、ボウルに薄力粉、塩、グラニュー糖を合わせてふるい入れ、冷たい角切りバターを加え、指で粉とバターをすり合わせて粉チーズ状にする。溶き卵を加えてざっと混ぜ合わせたら、手でギュッとおすようにして一つにまとめる(こねたり練ったりしないこと!)。スコーン作りと同じ要領です。塩味でサクサクしたパート・ブリゼは、焼き菓子にもキッシュにも使えてとても重宝します。面倒なら市販のパイシートでもOKです。
  • タルトストーンは生米や乾燥小豆でも代用可能です(繰り返し使うこともできます)。

元々、キッシュ・ロレーヌの具はベーコンのみ。質素で素朴な家庭料理でした。よく炒めた玉ねぎやチーズを加えると、コクが増して風味も豊かになります。チーズはピザ用のシュレッドチーズでもいいですが、できればグリュイエールやコンテをすりおろして加えてみてください。それだけで本場の味わいになります!

ロレーヌ地方では、春の訪れを祝う5月のお祭りには欠かせない料理だとか。みんなで切り分けて気軽に食べるスタイルもキッシュの魅力。作り方の基本を押さえたら、あとは具材を自由にアレンジして、オリジナルなキッシュをお楽しみください!

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