ビタミンやミネラル豊富なスーパーフードとして、日本でもだいぶ知られるようになったビーツ。7月はビーツの夏の旬で(冬の旬は11月~12月)、直売所やスーパーなどでも生のビーツをよく見かけます。茹でるのに少々時間がかかりますが、ベタシアニンというポリフェノール由来の真っ赤な色が目にとても鮮やか。土っぽい香りとトウモロコシのような甘みも美味しく、体にうれしい栄養素もたっぷりです。フランス風にヴィネグレットでさっと和えて、シンプルに食すのがおすすめです。

ビーツのサラダ

材料(4~5人分)

  • ビーツ      中玉4個(約450g)
  • 塩        ひとつまみ
  • 酢        少々

【ヴィネグレット・ソース】

  • オリーブオイル     大さじ3
  • 赤ワインヴィネガー   大さじ1
  • マスタード(粒なし)  小さじ1/4
  • 塩           小さじ1/4
  • こしょう        少し

作り方

  1. ビーツはよく洗って丸ごと鍋に入れ、かぶるくらいの水と塩ひとつまみ、酢を少々加えて強火にかける。沸騰したら弱火にして、柔らかくなるまで30分~1時間ほど茹でる。
  2. 茹でている間に、ヴィネグレット・ソースを作る。ボウルに塩、こしょう、マスタードを入れ、赤ワインヴィネガーを加えて泡立て器でよく混ぜる。
  3. オリーブオイルを少しずつ加えながらしっかりと混ぜ合わせ、とろりと乳化したような状態にする。
  4. ビーツに竹串がスッと刺さるほどになったら火を止め、そのまま少し冷ます。手で触れる程度に冷めたら皮をむき、食べやすい大きさにカットする。
  5. ビーツをヴィネグレット・ソースで和え、冷蔵庫で冷やして味をなじませる。

アドバイス

ビーツは皮をむかずに丸ごと茹でるので、小ぶりのものの方が調理に時間がかかりません(今回は1個100g~120gのもの)。アルミホイルで包んで180℃のオーブンで30分~1時間ローストしてもOKです。

ヴィネグレット・ソースは多めに作って、ついでにキャロット・ラぺなどのサラダもぜひ!

食べる輸血!とまでいわれる栄養価を誇るビーツ(真っ赤なビジュアルの影響も多分にありますが…)。カリウム、ナトリウム、カルシウムなどのミネラルや、ナイアシン、パントテン酸などのビタミンB類、食物繊維も豊富です。ほかにも、ビーツに含まれる「ラフィノース」というオリゴ糖の働きや、ビーツの赤色の由来であるベタシアニンやベタキサンチンが持つ抗酸化作用…等々、調べれば調べるほど、ビーツのスーパーフードぶりがうかがえます。

ヴィネグレットで和えて冷蔵庫に入れておけば日持ちもするので、夏の常備サラダにもぜひおすすめです!

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