シナモンは秋になると出番の増えるスパイス。刺激的ですっきりとして、温かみのある独特の風味は、リンゴやサツマイモの焼き菓子、ホットワインやスパイスティー等々、秋から冬にかけてのスイーツ&ドリンクには欠かせません。もちろんスコーンにも。大好きなカシューチェリースコーンにシナモンをふんだんにきかせて、秋味スコーンを焼いてみました。カシューナッツはあえて塩煎りのものがオススメ。ドライチェリーの甘酸っぱさとカシューナッツの塩気、シナモンのスパイシーさが混ざり合って、とても奥行きのある美味しさです。
材料
- 薄力粉または中力粉 200g
- きび砂糖 30g
- 塩 ふたつまみ
- ベーキングパウダー 小さじ2
- 無塩バター 50g
- 牛乳 60g
- ヨーグルト 60g
- ドライチェリー 40g
- カシューナッツ 25g(ロースト・有塩タイプ)
- シナモン 小さじ1
下準備
- バターは1cm角に切って冷蔵庫に冷やしておく。
- 生のカシューナッツの場合は、フライパンの中火で塩少々を加えて乾煎りする。
- カシューナッツを粗く刻み、ドライチェリーとシナモンを混ぜ合わせておく。
- 牛乳とヨーグルトを合わせておく。
- 天板にオーブンシートを敷く。
- オーブンの予熱は200℃に。
作り方
- ボウルに薄力粉、きび砂糖、塩、ベーキングパウダーを合わせて、泡だて器で混ぜ合わせる。
- バターを加え、カードで粉とバターを切り混ぜる。
- バターが細かくなってきたら、指先で粉とバターをこすり合わせるようにしながらバターの粒をさらに細かくする(rub inと呼ばれる作業で、バターが溶け出さないうちに素早く!)。さらさらのパン粉のような状態に。
- 牛乳+ヨーグルトを加え、カードでざっと切り混ぜるようにして生地をひとまとめにする。粉っぽさが残っていても大丈夫。
- 打ち粉をふった台に生地をのせ、めん棒で軽くのばす。横に具材(ドライチェリー+カシューナッツ+シナモン)を生地のサイズに合わせて置く。
具材の上に生地を置いて軽く押さえる。
- カードで生地を半分にカットして重ねる。
裏返して、軽くめん棒でのばす。
もう1回半分にカットして重ねる(具材のない面を一番上にする)。
- 生地を厚さ2~3cmぐらいにのばす(写真は15cm×15cm)。
このまますぐに切り分けて焼成してもよいが、生地の立ち上がりを美しくしたい場合は、ラップで包んで冷蔵庫で3時間~ひと晩、もしくは冷凍庫で30分ほど休ませる。
- 生地をナイフで放射状に8等分する。
天板に並べ、好みで表面に牛乳か溶き卵(分量外)を塗る。
- 200℃に予熱したオーブンで15分間焼く。
アドバイス
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- ドライフルーツとナッツはお好きなものでOKです。チョコレートをプラスしても。上記の重ねて具材を混ぜ込んでいく方法で、たくさんの具材を焦がすことなくきれいに焼き込むことができます。
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濃いめに淹れたコーヒーや紅茶にはもちろん、赤ワインやチーズにも意外とよく合います。ぜひ作ってみてくださいね。
基本のプレーンスコーンの作り方はこちら↓