たまに上京の機会があります。新幹線で関西に帰る前に、しばしば立ち寄るのが丸の内の「ヴィロン」。

ヴィロンといえば「バゲット・レトロドール」、日本一との呼び声高いバゲットの名店ですが、フランスの"VIRON"はパン屋ではなく製粉会社。特にここの「レトロドール」という銘柄は、フランスのパン職人たちがこぞって称賛する、最高のバゲットを焼くために挽かれた特別な粉だとか。

店内には「レトロドール」が無造作に山積みにされていて、

ガラス窓のあちらこちらに"Retrodor"のロゴが。並々ならぬ自負を感じます。

実際、「バゲット・レトロドール」は少し鼻を近づけるだけで、まさにパリのバゲットの香りがします。すばらしく香ばしい皮、気泡が多くもっちりとした生地、濃い小麦の味…。

この粉を使ってスコーンを焼いたら、さぞ美味しいんじゃないか…と長年思い続け、ようやく試すことができました。富澤商店やアマゾンで購入できる「ラ・トラディション・フランセーズ」は「レトロドール」と同じもの。普通の粉よりだいぶ値が張りますので、気合を入れて作ります!

スコーン・レトロドール

材料

  • ラ・トラディション・フランセーズ  200g
  • きび砂糖              25g
  • 塩                 ふたつまみ
  • ベーキングパウダー         小さじ2
  • 無塩バター             50g
  • 牛乳                60g
  • ヨーグルト             60g

 下準備

  • バターは1cm角に切って冷蔵庫に冷やしておく。
  • 牛乳とヨーグルトを混ぜ合わせておく。
  • 天板にオーブンシートを敷く。
  • オーブンの予熱は200℃に。

作り方

  1. ボウルに粉、きび砂糖、塩、ベーキングパウダーを合わせて、泡立て器で混ぜ合わせる。
  2. バターを加え、カードで粉とバターを切り混ぜる。
  3. バターが細かくなってきたら、指先で粉とバターをこすり合わせるようにしながら、バターの粒をさらに細かくする。バターが溶け出さないよう素早く、さらさらのパン粉のような状態にする。
  4. 牛乳とヨーグルトを混ぜ合わせたものを加え、カードでざっと切り混ぜるようにして生地をひとまとめにする(この時点で粉っぽさが残っていても大丈夫)。
  5. 打ち粉をふった台に生地をのせる。手のひらか綿棒でかるく伸ばし、カードで生地を半分にカットして重ねる、といった作業を2、3回繰り返す。
  6. 生地を厚さ2~3cmにのばす。このまますぐに切り分けて焼成してもよいが、生地の立ち上がりを美しくしたい場合は、ラップで包んで冷蔵庫で3時間~ひと晩、もしくは冷凍庫で30分ほど休ませる。
  7. 生地を型で抜くか、ナイフでカットする。型で抜く場合は、型に粉をはたいてスパッと抜くようにする。カットした断面には触れないように気を付ける。残った生地は手早くまとめて直して同様に抜き(2番生地)、さらに残った生地は手で丸くまとめる(3番生地)。
  8. 天板に並べ、好みで表面に牛乳か溶き卵(分量外)を塗る。
  9. 200℃に予熱したオーブンで12~15分間焼く。

⇩画像付きの詳しい作り方は、こちらの記事をご参考に。

焼き上がりはとても香ばしく、いつもよりだいぶ釜伸びして、オオカミの口も見事ぱっくり開きました。バゲットと同じく外側はバリッとして香ばしく、中はしっとりもっちり。いつも作るスコーンとまったく同じ分量と作り方でしたが、やや弾力があってパンに近い仕上がりです。

しかし、確かに美味しくできましたが、いつものスコーンとさほど差がないような気がしなくもなく…。少なくとも粉の値段の差(2~3倍!)はありません。というわけで、やはりレトロドールはパンを焼かなきゃもったいない、という結論ではありました(笑)。もっとも、レトロドールでバゲットを焼くのは至難の業ですが…。

ところで、ヴィロンではとかくバゲットがもてはやされていますが、私が好きなのはこちらのトゥルト。

ライ麦100%(酵母までライ麦)なのに酸味はマイルド。どっしりとしてしっかりと焼き込んだ部厚い皮の香ばしさ!ライ麦パン好きの方はぜひお試しを。

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