
私がではなく、家人がです。せっかくのカナダ旅行なので。
優雅なビクトリアを後にして、カルガリーからレンタカーで大平原をひたすら走り続けます。
アルバータ州の穀倉地帯はすごいスケール。地平線の彼方まで麦畑が広がります。
ロイヤル・ティレル古生物博物館へ。ドラムヘラーの町に入った途端、海のような麦畑は一変、縞模様の斜面や谷が広がります。サボテンが自生する荒漠とした光景。いかにも恐竜の骨が眠っていそうな地です。
こんなところでバーガーショップの看板を見るとちょっとほっとします。ひと昔前に「スーパーサイズ・ミー」という映画がありましたね。あれは1カ月間1日3食マクドナルドで食事を続けた人物(監督)が相当悲惨なことになっていました(笑)。
旅行では時間とチップ代の節約に、結局お昼は毎日バーガー…。
カナダ中、いたるところで見かける Tim Hortons (ティム・ホートンズ)。コーヒーは100円を切る価格から。さすが…!
A&Wは日本には沖縄にだけありますね。サロンパスみたいな味のルートビアが意外とクセになる?!
パブでもつい注文してしまう。ナイフとフォークはいらないような…。
バンクーバーのパブリックマーケットで食べたハンバーガー。これが10日間の中でベストだった(らしい)。
↑Tim Hortonsの公式HPより
ちょっと驚きだったのは、写真(上)のビヨンド・バーガー(beyond burger)。Tim HortonsとA&Wでも食べました。ビヨンド・ミート社の製造する完全植物性の肉(えんどう豆が主成分)を使ったバーガーです。日本でも大豆ミートやグルテンミートを使った料理をたまに食べますが、調理法やスパイスでいくら工夫を凝らしても、やはりニセモノ感は否めません。しかしこのビヨンド・ミートは限りなくリアルな肉に迫っています。本物の肉より若干柔らかいかなという程度。さすが肉食文化の国、飽くなき探究心です。ビヨンド・ミートについては公式ウェブサイト(英語)をご参考に。私はベジタリアンではありませんが、赤身肉の発がん性や環境破壊のことなどを考えると、数回に一度くらいはビヨンド・バーガーもいいかなと思います。
そんなわけで10日間連続ハンバーガーでもビヨンド・バーガーのお陰か?!特に異変なし。むしろハンバーガーよりもずっとスーパーサイズ・ミー的なものをカナダで発見。
プティン(poutine)というカナダを代表するB級グルメ。フライドポテトにチーズカードをたくさん散らしてグレイビーソースをたっぷりかけたもの。糖質+脂質のみ!こんな体に悪そうなもの、日本だとちょっと食指が動きませんが、カナダの大らかな空気の中では妙に美味しく感じるのでした。
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