あんず氷で暑気払い 京都の小さなあんみつ屋

一歩外に出ると、むっとした熱気が押し寄せる、不快感200%の京都の夏。できる限り外出したくありませんが、今日はひとときの涼を求め、意を決して出町方面へ向かいました。

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出町の桝形商店街。真夏の日中は人もまばらです。

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昨年オープンした「出町座」は、京都の映画ファンにとっては貴重な存在。地方では上映機会の少ない作家性の高い映画を観ることができる、ありがたい映画館です。

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うどんと鯖寿しが人気の満寿形屋。今日はかなり空いています。

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「きんぞうドーナツ」。ここのドーナツは大好きですが、この暑さにさすがの私も食指が動かず…。豆乳ソフトが食べたいけれど、今日はほかに目的があるので我慢。

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驚きの出町「ふたば」!こんな光景見たことありません。普段ならここの豆餅を求めてお客さんの列が4重くらいになって歩道の半分をふさいでいるのですが…。めっちゃくちゃ暑い日が狙い目ということですね。

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商店街を抜けて南へ少し下り、「みつばち」に到着。美味しいあんみつ屋さんで、夏はこれまた美味しい氷を味わえます。

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あんず氷が出色の美味しさ。ふわふわの氷にトロリと濃厚なあんずシロップ。甘酸っぱい冷たさが、暑さに疲れた体に沁みます。あんずシロップはとても濃いので、最後まで氷で薄まることなく美味しさを堪能できます。足りなくなったらシロップを追加していただけますが、私には十分でした。小皿についてくる寒天と赤えんどう豆は、途中で挟むもよし、トッピングするもよし。

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あん豆かんも外せません。特に寒天のさわやかな磯の香りとプリッとした食感にはいつも感動。海藻(天草)を2時間じっくり煮込んで作るのだそう。家で粉寒天や棒寒天で作るものとは別物ですね。波照間島の黒糖で作る黒蜜も絶品。

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あんず氷は大人気で売り切れることもしばしば。なるべく早い時間に行かれることをおすすめします。

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みつばち

住所:京都市上京区河原町今出川下る梶井町448-60

tel/fax:075-213-2144

営業時間:11:00~18:00

定休日:日曜日・月曜日

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