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菅原道真公を祀った有名な「北野天満宮」。鳥居から南に延びる御前通を歩いて一条通を西に入ると、「一条妖怪ストリート」と呼ばれる大将軍商店街がある。いにしえの言い伝え(平安時代の百鬼夜行)に着想を得た商店街の町おこし。

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一見、のんびりした普通の商店街だが。

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パン屋の店先には、食パンとチョココルネの妖怪…

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薬局の前…

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飲み屋のちょうちん…

等々、店先には妖怪だらけ。かなりゆるくて笑えるけど、そろそろ本題へ。今日はあんこを買いに来た。この妖怪ストリートに、明治時代から続くあんこ問屋がある。

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この実質的な外観がいい。ここはお店ではなく「製餡所」。京都にある多くの和菓子屋にあんこを卸している。北海道産の吟味された小豆を、その道一筋の職人が昔ながらの製法を守り、手間ひまをかけて炊いている。しかも卸し先の要求に一つ一つ応じて、いかようにもあんこを作り分けるというのだからすごい。

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そんなあんこを極めつくした職人の手になるあんこを分けていただけるなんて、あんこ好きには涙がでるほどありがたいお店。

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小売りしていただけるのは、あんこ各種(粒あん・こしあん・白こしあん)。それぞれ500g入りが600円、1㎏入りが1200円。

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このあんこの艶を見ただけでも美味しさが分かる。粒がきれいでやわらかく、小豆の香りもしっかりとあって甘味も絶妙。こしあんのほうは甘味がさらに上品ですっとしている。

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人気の「あんこ屋さんのもなかセット」、1200円。あんこ500gに最中の皮が十組ついている。あんこへのこだわり同様、皮へのこだわりも半端でない。菊型の上品な皮はとても香ばしくて軽く、サクッと歯切れがいい(決して口にはりついたりしない)。あんこと同時にすっと口の中で溶けてなくなる。こんな最高レベルの最中が、仰々しくない無造作な包装で売られているところがいい。

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お取り寄せもできるけど、機会があればぜひお店に行ってほしい。なぜならこのあんこ屋さんの数十メートル先に、知る人ぞ知る小さいお酢屋さんもあるから。

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斎藤造酢店。京都と言えば「千鳥酢」や「富士酢」が有名だけど、お酢マニアならここの「玉姫酢」もご存じかもしれない。全国的にも珍しい、“酒粕”を使って伝統的な製法で作られるお酢。とてもまろやかでほんのり甘味があり、すし酢やピクルスに最高。そのまま飲める、という人もいるほど。

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中瓶(900ml)480円、大瓶(1800ml)750円という良心的価格。しかも瓶持参の詰め直し価格はさらに100円引き!ラベルもレトロで素敵だが、お店のレトロさも必見。

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昔ながらの京町屋だが、入り口から奥に伸びる台車のレール(?)は初めて見た。今も使われているのだろうか…。

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〈中村製餡所〉

住所:京都市上京区一条通御前西入大東町88

℡:075-461-4481

営業時間:8:00~17:00

定休日:水、日

ホームページ:http://www.nakamura-seiansho.com/

 

〈斎藤造酢店〉

住所:京都市上京区一条通御前西入西町65

℡:075-462-6032

営業時間:9:30~14:30

定休日:土、日

 

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