
「ホシノ丹沢天然酵母」×国産小麦シリーズです。耳までやわらかい高級食パンが大ブームの中、こちらの山食はキリリとして質実剛健。しっかりと焼き込んだ香ばしい皮と、むっちりとした食べ応えが持ち味です。乳製品や油脂を加えず、粉の甘みと酵母のコクを存分に引き出した、たくましい味わいのパン。トーストすると香ばしさと歯応えがさらに増して、ますます美味しくなりますよ!

ホシノ丹沢天然酵母で作るイギリスパン(山食)
材料(ワンローフ型1斤分)
- 強力粉 300g(100%)
- 塩 3g(1%)
- きび砂糖 9g(3%)
- 生種 24g(8%)
- 水 165g~(55%~)
※カッコ内はベーキングパーセンテージ
↓生種の起こし方はこちらで確認。
作り方
- 計量カップに塩、きび砂糖、水(まずは少なめに加えて適宜調整する)、生種を計り入れる。
- ボウルに強力粉を入れ、1を加える。ゴムベラで全体をざっと混ぜ合わせる。
- 生地が大体まとまったら台の上に取り出し、生地をこねる。全体がしっとりとして耳たぶほどに柔らかくなり、表面がなめらかになればこね上がり。
- 表面を張らせるように丸くまとめ、ボウルに入れる。ラップをかけて、1次発酵させる。
目安は生地が2~3倍に膨らむまで。25℃の室温で5時間ほど。
ここまでは基本のパンとまったく同じなので、下記の記事を参考に。
- 生地をカードで作業台に取り出し、重さを計り、カードで3個に分割する。生地を手のひらにのせ、表面を張らせるようにして丸める。
- 閉じ目を下にし、布巾をかけて室温で15~20分休ませる(ベンチタイム)。
- 生地を裏返して指先で軽く広げ、2つ折りにして閉じる。
閉じ目を上にして向きを90度変え、
もう一度2つ折りにして閉じ目をしっかりと閉じ、形を整える。
- 型にオイルを塗り、3個の生地を閉じ目を下にして入れる。
- 温かいところで2次発酵させる。型下2cmくらいに生地が膨らむまで。35℃~40℃で1時間強が目安(オーブンの発酵機能を使うと便利)。
- 生地に軽く霧を吹き、100℃に予熱したオーブンに生地を入れ、150℃に温度を上げて10分、さらに210℃に上げて22~25分焼く。焼き上がったらすぐに型から取り出して冷ます。
アドバイス
- ワンローフ型を使っています。1斤型よりもひと回り小さく、300gの粉分量にはジャストサイズです(内寸約184(174)X95(88)XH90mm)。
- 粉はホシノ酵母との相性がいい国産小麦がおすすめです。今回は北海道産の「キタノカオリ」を使用しました。
- 生種が古い場合は、生種の量を増やしたり(10%まで)、砂糖の量を増やしてみてください(5%まで)。生種を起こして1か月以内であれば山食が焼けます。
- 発酵を抑え気味にしてボリュームを控え、軽くなりすぎないようにしています。成形時もあまり生地を締め付けないほうが、もっちりとした食感になります。
- 1次発酵の温度と時間の目安は以下の通りですが、途中で発酵を遅らせたい時は冷蔵庫(野菜室)に入れてください。例えば夜寝る前に生地をこね、冷蔵庫の野菜室に入れて翌日に取り出し、再び室温で1次発酵を続けてもOK。よほどの高温でない限り発酵オーバーの心配もあまりないと思います。家事の合間に、ときどき生地の膨らみに目を配るぐらいで構いません。ゆるゆると気長に付き合うのがコツです。
発酵時間の目安
※ホシノ丹沢酵母使用の場合
20℃~25℃ 6~8時間
25℃~30℃ 4~6時間
30℃~35℃ 3~4時間
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パン作りにもスコーン作りにも欠かせないカード。マトファ―のカードは一生モノです。
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ホシノ丹沢天然酵母や国産小麦はこちらで揃います。
バタートーストで、シンプルに美味しさを味わうのがベスト。

ピーナッツバター&ブルーベリージャムで、朝食やおやつにも…。

特に耳の部分、バリバリの香ばしいクラストが最高です。厚めにスライスした発酵バターをのせて、ぜひ…!!

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