
ごちそう感のあるローストビーフは、ポットロースト方式で作ると美味しくてとても簡単。厚手の鍋で肉の表面を焼き付け、蓋をして蒸らすだけ。肉を休ませている間に、付け合わせのじゃがいものエクラゼを作りましょう。材料は、じゃがいも、オリーブオイル、塩のみ。シンプルながら素材の持ち味が際立つ美味しさです。
sconemaniaはオリーブオイルの輸入・販売元である(株)イスコにレシピを提供させていただくことになりました。今回のレシピでは、加熱向け(ポットローストビーフ)には“スラットS”、じゃがいものエクラゼには“イオ エキストラバージンオリーブオイル”をそれぞれ使用しています。
ポットローストビーフ
材料
- 牛もも肉(ブロック) 400~500g
- 塩 小さじ1
- 黒こしょう 適宜
- 赤ワイン 大さじ2
- バルサミコビネガー 大さじ1
- オリーブオイル 適宜
作り方
- 牛もも肉は室温に戻し、塩と黒こしょうをすり込んでしばらくおく。
- 厚手の鍋にオリーブオイルを熱し、強めの中火で肉の表面全体にこんがりと焼き色を付ける(目安は全体で10~12分ほど)。その後、蓋をして火を止め、そのまま15分間おく。
- 2の鍋から肉を取り出し、アルミ箔で包んで1時間以上休ませる。
- ソースを作る。肉を取り出した鍋の油をキッチンべーパーで軽く吸い取り、赤ワインを加えて強火にかける。木べらで鍋底についたうま味をこそげながら(デグラッセ)、ワインの量が半分以下になるまで煮詰める。仕上げにバルサミコビネガーを加えさっと煮立たせ、火からおろす。
- 肉を厚さ5mmくらいにスライスし、ソースを添える。
アドバイス
- 肉は焼く前に必ず常温に戻します(室温に2時間はおく)。
- 肉をスライスするのは肉汁を落ち着かせてから(Ⅰ時間くらいはおく)。前日に作ってひと晩おくときは冷蔵庫に入れてください。
- 肉はサシ(脂身)の少ない赤身肉がオススメ。火の通りにムラがないよう、なるべく厚みが均一なものを選んでください。
肉汁が流れることなく、断面にひたっとなじんだ状態が理想的。さっぱりしっとりとしたローストビーフは、美味しくてたくさん食べられます。

じゃがいものエクラゼ
材料
- じゃがいも(メークイン) 2個(約300g)
- EXVオリーブオイル 大さじ2
- 塩 小さじ1/4
作り方
- じゃがいもは皮ごと鍋に入れ、かぶるくらいの水を注ぎ、弱火で20~30分茹でる。竹串が通るくらいにやわらかくなったら、熱いうちに皮をむく。
- 1をボウルに入れてフォークでつぶす。
EXVオリーブオイルを加えて混ぜ、塩で調味する。
アドバイス
- じゃがいもはメークインのほうがしっとりと仕上がります。
- エクラゼとは、フランス語で「つぶす」という意味。フォークなどで粗くつぶすだけで、なめらかにはしません。あえて大きい粒も残して食感を楽しみます。
じゃがいものピュレ(マッシュポテト)を作るよりずっと手間いらず。上質なオリーブオイルを使うとはっとする美味しさです。お好みでハーブやオリーブなどを刻んで入れてもいいですね。今回はとっておきの隠し味を…。
イスコのトリュフ塩。この小さい瓶の蓋を開けた瞬間の、濃厚な香りは衝撃的です。
レシピの分量の塩をこのトリュフ塩にして加えると、トリュフの香り漂うリッチなエクラゼに。
ちょっと豪華でシンプルなおもてなし料理。ぜひ作ってみてくださいね。
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