
いつものスコーンに桜の花の塩漬けを刻んで混ぜるだけで、桜餅のような春の香りのスコーンが焼き上がります。ほどよい塩気がスコーンにぴったり。桜あんを使った桜色のクリームが、桜の香りをさらに引き立てます。桜あんが手に入らなくても大丈夫。あんバターにもとてもよく合いますよ。もちろんそのままでも甘塩っぱくて美味しい、春ならではのスコーンです。

桜スコーン
材料(直径5~6cmのスコーン6~7個分)
- 薄力粉または中力粉 200g
- きび砂糖 25g
- ベーキングパウダー 小さじ2
- 無塩バター 50g
- 牛乳 40g
- ヨーグルト 40g
- 卵 40g+照り卵用適宜
- 桜の花の塩漬け 30g+飾り用適宜
【桜あんクリーム】
- 桜あん 50g
- 生クリーム 50㏄
下準備
- バターは1cm角に切って冷蔵庫に冷やしておく。
- 牛乳とヨーグルトと卵を混ぜ合わせておく。
- 天板にオーブンシートを敷く。
- オーブンの予熱は200℃。
- 桜の花の塩漬けは5分ほど水に浸し、軽く塩抜きをする。水気をよく切り、きれいなものは飾り用にし、残りはみじん切りにする。
作り方
- ボウルに薄力粉、きび砂糖、ベーキングパウダーを合わせて、泡だて器で混ぜ合わせる。
- バターを加え、カードで粉とバターを切り混ぜる。
- バターが細かくなってきたら、指先で粉とバターをこすり合わせるようにしながらバターの粒をさらに細かくする(rub inと呼ばれる作業で、バターが溶け出さないうちに素早く!)。さらさらのパン粉のような状態になったら、桜の花のみじん切りを加えて混ぜ合わせる。
- 牛乳+ヨーグルト+卵を加え、カードでざっと切り混ぜるようにして生地をまとめていく。
- 打ち粉をふった台に生地をのせる。綿棒でかるく伸ばし、カードで生地を半分にカットして重ねる、といった作業を2、3回繰り返す。
- 生地を厚さ2~3cmぐらいにのばす(写真は約12cm四方、2.5cmの厚さ)。このまますぐに型で抜いて焼成してもよいが、生地の立ち上がりを美しくしたい場合は、ラップで包んで冷蔵庫で1時間~ひと晩、もしくは冷凍庫で30分ほど休ませる。
- 生地を型抜きする(カットした断面には触れないように気を付ける)。残った生地は手早くまとめ直して同様に抜き、さらに残った生地は丸くまとめる。
- 天板に並べ、表面に溶き卵を塗る。飾り用の桜をのせ、その上に刷毛でもう一度軽く溶き卵を塗って生地に密着させる。
200℃に予熱したオーブンで15分ほど焼く。
基本のスコーンの作り方はこちらでさらに詳しく⇩
アドバイス
- 桜の花の塩漬けは、あまり長く水に浸さないように。スコーンは少し塩気があっても美味しいので、塩抜きは軽く(5分くらい)で大丈夫です。
- 桜あんが手に入ったら、ぜひ桜あんクリームを作ってみてください。ボウルに生クリームを7~8分立てに泡立て、生クリームと同量の桜あんを加えてよく混ぜ合わせます。
こちらの桜あんを使っています。国産原料使用で香りよく色もきれいです。春のお菓子作りに!
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桜のいい香りと塩気のきいたスコーンは、あんバターでいただいても美味!あんこをたっぷりはさんで、冷たいバターを厚切りでどうぞ。

市販品のあんこの中では、「山清」のつぶあんがおすすめです。スプーンですくっていくらでも食べられる美味しさ。ちなみにこの「山清」のこしあんもほうも、とっても上品で舌ざわりがなめらか。
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見た目にも、味も香りも春ならではの桜スコーン。桜の季節にぜひ作って、春を味わってくださいね!
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