
焼き立てのカトルカールにコニャックをふんだんにしみ込ませてから1週間。冷蔵庫の扉を開けるたび、チラチラと横目に見ながら誘惑と戦ってきましたが、ついに少しずつ(?)いただくことにしました。冷蔵庫から出してラップを取ると、えも言われぬ香気が漂います。

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30分~1時間ほど室温に戻してからいただきます。きめ細やかな生地に芳醇なコニャックがしっかり馴染んで、美味しさが内側からふわーっと立ち上ってきます。アルコールのツンとした̚カドはすっかり取れて、コニャックのまろやかでコクのある風味が心地よく口の中に広がります。

焼き上がりチェックで竹串を刺した部分にも、こんな風にコニャックがよくしみているようです(写真上)。あえて全体にたくさん穴をあけたら、もっとたくさんコニャックをしみ込ませることができるかもしれませんが、ほどほどに(笑)。下戸の家人でも美味しくいただけるので、基本的にアルコールに弱い方でも大丈夫だと思います。ただし熟成期間が短いとアルコールのツンとした刺激が抜けません。少なくとも1週間は我慢して、まろやかに熟成するのを待ちましょう。

私はお酒好きなので、コニャックがより一層しみ込んだトップの割れ目の部分や、微かに舌に残る甘苦い後味がたまりません!おかわりしたいところですが、少しずつ寝かせながら、味の変化を楽しみたいと思います。

オレンジピールも良いアクセント。何も入れないブランデーケーキも好きですが、夏はほんのりオレンジ風味もいいものです。秋冬には漬け込みフルーツやナッツも加えてどっしりと。季節ごとに具材やお酒を変えるのも楽しいですね。
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